- 「敷地調査」の大切さ - メゾンデザイン工房
2025.07.24
「敷地調査」の大切さ
こんにちは
7月も半ばを過ぎ二十四節気では大暑に当たります。
いよしよ本格的な夏の到来です☀️
燦燦と降りそそぐ太陽の光が眩しく、
高温多湿で猛暑日和が続く時期になりましたので
日焼け予防、水分補給を怠らず皆様お体ご自愛してくださいね🤗
さて、今回は敷地調査についてお話します。
敷地調査って何?と思われる人に少しご説明を・・・。
多くの方は「どんな家が建てられるかを確認する調査」と
思われているかもしれません.
もちろんそれも正解ですが、実はもう一つ大切な視点があります。
敷地は、場所により状況・条件が変わります。
「工事のしやすさや安全性を確認する」
工事の目線から見た調査が敷地調査の役割です。
今回敷地のどんなところを見ているかご紹介いたします。
1.重機や資材を搬入できるか?
敷地前の道路が狭いと、トラックやクレーンが入れないこともあります。
その場合、小さな車両で分けて搬入したり、人力での運搬が必要になり
工事日数や費用に影響することも・・・。
2.敷地の高低差・傾き
敷地に高低差があると土を削ったり盛ったりする
造成工事が必要になることがあります。
基礎工事の手順や工期、費用に影響してきます。
3.水道・電気などインフラの確認
工事用の電源・水道が敷地内にあるかどうかも重要。
仮設が難しい場所では、工期や費用にも影響が出るため、
事前の確認が欠かせません。
4.隣地との境界・建物の距離
足場を組むスペースがあるか、近隣への影響はないかなど、
現場での作業のしやすさや安全性にも関わる重要なポイントです。
近隣とのトラブルを避けるためにも、事前にしっかり確認します。
こうした調査を怠ると、いざ工事が始まったときに
「機材が入らない」「思ったより土が多い」「隣地との距離が足りない」など、
トラブルの原因になってしまうことがあります
工事がスムーズに進むかどうかは、実はこの「敷地調査」にかかっていると言っても過言ではありません。
家づくりの最初の一歩、「敷地調査」には、たくさんのプロの目が光っている
そんな舞台裏を、少しだけ知っていただけたら嬉しいです😊
投稿者:Kenji Ogura